濾過槽全貌

Category : DIY・他
90cm水槽はオーバーフローで維持しています
フロー管については記事にしたので、今回は濾過槽についてです
オーバーフロー記事はこちら


写真を撮ろうと思ったのですが、
汚い・奥まっててなかなか出せない・保温用の銀マットを貼ってるので結局中が見えない
ということなので図にしました


図1_convert_20141101221527

一般的なサンプを模して、本体は60cm水槽を使っています
それに二か所プラ板で仕切りをしています
プラ板の固定はシリコン接着剤です

プラ板はケチらずに厚めの物を使用すると◎です
薄いと濾材や水の圧力でたわみ、すぐにシリコンが剥がれてきます
長く使うものなのでココ結構重要です


サンプに入ってきた水は、ウールマット、刻んだ洗車スポンジをネットに入れたものを通過します
いわゆる物理濾過ゾーンです
洗車スポンジは生物ろ過用ですが、物理濾過もしてもらっています

その後、すのこを通過することによって隣のブースに水が移動します
すのこには野良猫除けマットを使っています
人工芝や、鉢底網、プラ板に穴を開けたものなど、水が通ればなんでもいいと思います

すのこを通過した水は、軽石を下から上の向きで通過していきます
軽石は普通の園芸用で、10kg入っています
60cm水槽なので大量に濾材が入るんですよね

その後、仕切りを乗り越え、デニボール、セラミック濾材を通過してポンプによって水槽へと戻ります
デニボールもセラミック濾材も、要らないのですがあるので入れています
正直、軽石だけで十分以上の濾過材です
ヒーターもこの位置に設置しています


水草水槽用なので、ドライ部分は作っていません
排水口から濾材すべてが水面下なので、吸水されてからこの方、水面以外での曝気はありません
通常のオーバーフローのように爆気したい場合は、
吸水量を増やして空気を巻き込むか、排水口を水面より上に持ってくるといいと思います
ドライ部分も水槽の淵に掛ける等で増設可能かと思います


オーバーフローはなんと言ってもその濾過槽の大きさが強みです
そんじょそこらの外部フィルターや上部フィルターでは到底及ばない量の濾材を入れることが出来ます

さらに濾過槽内の水流は、ポンプに依りますがかなりゆっくりしており、濾材と水が触れる時間も長いです
濾過槽の低面積が広いので目詰まりもまず起きません
汚泥のほとんどはすのこ部に溜まり、濾過に一役買います
加えてヒーターが濾過槽内に設置できる、足し水程度なら濾過槽から可能と、いいこといっぱいです

もし、ちょっとやってみようかなと思った方、ぜひ(自己責任で!)



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どんな水槽もオーバーフローに!2

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前回記事はこちら


ダブルサイフォン式オーバーフローの二回目です
昔にも書きましたが、このシステムの利点を再度書いておきます

利点は
・水槽に穴を空けなくても簡単にオーバーフローにできる
・作るのが簡単
・ほぼ無音にできる(この場合空気とほとんど触れないので、CO2を逃がしにくそうです)
・もちろんガバガバ空気と触れさせることもできる
・停電後も自動復旧
・安い

欠点は
・詰まると溢れる(オーバーフローである以上仕方ありません)
・基本的に自作

欠点らしい欠点はありません
水槽に引っ掛けるだけなので設置は簡単です
値段も、主なもので
塩ビ管¥1000+揚水ポンプ¥2500+サンプ用水槽+サンプ製作費¥1000
といったところでしょうか
塩ビ管やサンプ製作費は等もっと安く済むでしょうか


作成はノコギリが一本あればできます
塩ビ用接着剤は使った方がいいでしょう
つなぎ目から漏水します
本体の塩ビ管は透明の物やブラック色を使えばオシャレでしょう
技術さえあればアクリルパイプもアリかと思います

サンプ用水槽は余っている水槽でも、ショップの中古水槽でも、衣装ケースでもなんでもござれです
揚水ポンプはピンきりですがうちではお手軽エーハイムです
小さい水槽ならばイーロカでもいけると思います


PA201116_convert_20141027221859.jpg

ダブルサイフォン式の仕組み上、呼び水が必要なので(下から吸ってもいいですが)
その際一時水を溜めるためにコックを付けています
このコックを閉じて水を入れ、いっきに開くことで排水パイプに水槽の水が流入します

当然ですがコックの開閉で排水量を調整できます
これを利用して、空気を巻き込まない&無音にできます
水草水槽にも、部屋環境にも嬉しい機能です
跳ねもないので海水でもグッドかもです


PA201119_convert_20141027221940.jpg

呼び水は上部から入れます
L型エルボではなくT型を使い、空いている方にキャップを付けています(前回記事の写真と共にご覧ください)
普段はキャップを閉め、エアーが混じらないようにしています


PA201117_convert_20141027221920.jpg

フィルターサンプ側は、このようにT型を付けて水がまんべんなく回るようにしています

はっきり言ってなくてもいいです
T型が余っていて行き場がなかっただけです
おかげで排水口ギリギリまでウールを入れても、口がふさがりません
ろ材を詰め込みたい方はどうぞ


PA201122_convert_20141027222025.jpg

設置状況です
直径5、6cm、長さ10cmちょっとと非常にコンパクト(これ大事)


写真だけだと難しそうですが、いざ作るとなると一時間ちょこちょこでできます
流量の小さい揚水ポンプを選んで、塩ビ管も細いもので作れば小型水槽でも設置可能かも
小型水槽、濾過槽60cm水槽なんて、夢の超強力ろ過も実現できます(笑)

濾過槽記事はまたいつか…
見せられる代物じゃないんですよね…


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どんな水槽もオーバーフローに!1

Category : DIY・他
当ブログに訪れて下さる方の検索ワードの上位に
ダブルサイフォン式オーバーフロー
があります(個人は特定できないのでご安心ください)
なのでこの辺りで一度きちんと記事にしたいと思います
(製作される方はご自身の責任の上で行ってください)




全体はこの様な感じです
ダブルサイフォン式のいいところは水槽に何の手も加えなくていいところです
この塩ビ管を水槽に掛けるだけで、普通の水槽がオーバーフロー化します
しかもほぼ無音&空気の巻き込みゼロにできます(もちろん爆気することも可能です)
イメージは超巨大サンプ外部フィルターです

90cm水槽で、フィルターサンプを地べたに置いているので長くなっています
この辺りは設置している水槽の状態によります


PA201110_convert_20141027221819.jpg

本体部の拡大です
ダブルと言うだけあって、2本のフロー管があります
アレンジを加えていますので、ネットで上位でヒットするサイト様の仕様とは若干違いますが、
私と同じように作っておられる方もいらっしゃいますし、なによりシステムは同じです

ダブルサイフォンの仕組みはこちらのサイト様が詳しいのでご覧ください
要はサイフォンを2つ使って、水がきれた時、
フロー管の片方を待機状態に持っていくことで再始動できるようにしています
言葉では説明が難しいですね…


PA201111_convert_20141027221840.jpg

かなり細い管でも流量を確保できますので、フロー管を細めにしています
その方が水槽内がすっきりします

その反面、たまに(年一回程度)掃除しないと、汚れなどで排水能力が落ちた時水槽が溢れそうになります
安全目に少し太めのパイプで作ってもいいかもしれません
それでも吸水パイプと同程度の太さがあれば十分かと思います


PA201120_convert_20141027222002.jpg

水槽に入れる2本のフロー管は、このフローコップに入れて水槽に設置します(底はキャップで塞いでいます)
小さな魚が吸い込まれないよう鉢底ネットを巻いています

でも、ボララスは吸い込まれてしまいました
ボララスサイズの魚の場合はもっと細かい目の物をご使用ください
ミクロラスボラ・ハナビは平気でした

油膜を吸い取るために一部ネットにソリッド(隙間)を設けています
鉢底ネットそのままだと、水面がネットの横の線と同じになり油膜をうまく吸ってくれませんでした



続きます



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赤と鉄

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長々と続けてきた赤系水草のお話も、本日でとりあえず一区切りにします。
読んで下さった皆様ありがとうございました。
新たな情報を見つければまた紹介したいと思います。

初回記事はこちら


では最後は鉄のお話です。

赤系水草には鉄。
誰が言い出したのでしょうね。
誰か検証したのか、それとも都市伝説か、経験則か。

結論としては、
鉄効きます。でもそれなりに要るでしょう。

まず、鉄は微量必須元素の中では必要な方で、無いとそもそも水草は育ちません。
なので、鉄の添加は水草を育てる上では添加して損はないです。

では、水草の赤にはどうか。
鉄はなんと、クロロフィルの合成を阻害する効果があるようです。
(反対にマグネシウムは合成を促進)
クロロフィルが作られにくいということは、緑が減って、赤の発色が目立つようになるということでしょうか。

P5290564_convert_20140610225428.jpg


ただ、それなりの鉄濃度にしなくてはいけないようです。
おまじない程度に添加しているのでは、クロロフィル合成阻害まではいっていないでしょう。

その場合はたんに、不足していた鉄が手に入って、
水草やっほい、調子がいいから顔色良いぜ、
で赤の発色が良くなったのでしょう。
弱っていると光合成を頑張るでしょうから、赤くなりにくいと思います。

どちらにせよ劇的なものではないかもしれませんが、鉄の添加はある程度効果が見込まれます。

また、鉄は水中ですぐにリン酸と反応し沈殿してしまいます。
そのため、一度に大量に入れても水草に吸収されずに終わってしまいます。
しかし、リン酸鉄は時にウールマットなどに茶色くこびりつきます。
鉄の添加は、水中のリン酸除去=黒髭退散
に一役買いそうです。


以上、鉄と赤についてでした。


最後に、pHなどについてです。
ロタラ類は低pH、低硬度を好むと言われています。
ルドウィジア系はやや硬度があった方が良いようです。

赤の発色は、あくまで水草が元気に育っていることが条件です。弱ると光合成頑張るから。
なので肥料、水質など、まず水草がすくすくと育つ環境づくりが不可欠でしょう。


そして、私は、水草がすくすく育たない!
ウギャー!
肥料の次はなにしよ?


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水草の色と波長のお話

Category : DIY・他
本シリーズ初回の記事はこちら


前回で赤系水草にとっての光の重要性を書きました。
さて、今日は光の波長のお話です。

ADAはよく言ってきました。
赤い光は水槽では減ると。
当ブログのシリーズ八重山の写真で比べてみても分かるかと
浅い水中
深い水中
深い方になると赤はありません。
たとえ赤でも黒く見えます。赤い魚は深場では黒なのです。
赤い光が無くなっている証拠です。

でもこれは水深20mでの話。
せいぜい高さ数十センチの水槽でそこまで赤の減衰が起きるとは思えません。
赤は青に比べると減るでしょうし、青の方が透過率がいいのはそうでしょう。
ADAは嘘は言ってないです。どこまで水草の生育に影響があるかは別ですけれど。
効率がいいのは確かに青色光です。


次に、LEDが出てきたころから言われ始めました。
LEDは赤の波長が無いから水草は育たない。

んん?言ってることがまるで反対ですね。
水中で赤が吸収されるなら、別にLEDが赤の波長出してなくてもいいわけで。

P8080735_convert_20140827203427.jpg


この二つから分かることは、どうだっていいんじゃない?
です。

赤も青も要ります。だって無いと演色性がダメダメですもん。
レッドファントムが黒くなったりしてしまいます。
でもLEDにせよ、なんにせよ、それなりに全ての波長の光が出ています。
じゃあ、後は効率の問題なんです。


どうして植物は大抵緑なのでしょう。

それは、緑の光を葉が跳ね返しているからです。
緑の光はあまり光合成に使えないんです。

光合成の場クロロフィルは青、赤系の波長を好みます。
だからいらない緑は跳ね返してしまえ、なのです。
でも、全く使えないわけではありません。
緑でも大量にあれば大丈夫です。
(黒髭、藍藻は普通に使えます…緑の光大量放射はこやつ等の目を覚まさせる結果に…)

ということは、赤系水草は光合成に有効な赤の波長を跳ね返しています。
何故でしょう。

それは、
それどころじゃないよ…、だからです。
光エネルギーが強い…クロロフィル死ぬ…
となっているので、まず、
とにかくヤバいエネルギー元を何とかしよう…

とにかくヤバいのは紫外線…
紫外線を何とかしてくれるのは…アントシアニン君だ…

となってクロロフィルを壊してまで、赤色の(=赤を跳ね返す)アントシアニン君を作るのです。
アントシアニンは紫外線を吸収してしまうのです。

そしてアントシアニンを作れ!という刺激を与えるのは、なんと青色光なんです。
水草を赤くするには、青色+紫外線(特に青色)なのです。
青の光をとにかくバシバシ当てることが、赤色発色の第一歩なのです。

青色光を当てて当てて、光合成どころじゃない…と思わせるのが良いのです。
なので、間接光などが差し込み、
クロロフィルそれなりにないと光合成できないよ
な状態があると、アントシアニンの合成が阻まれ、赤くならない可能性があります。
バシッと光を当てて、消すときは真っ暗が理想でしょう。


今のところ青色光の少ないライトはアクア用ではないでしょう。
なので、どんなライトでも問題なさそうです。
そして、水草育成はできればスペクトルバランスはいい方がいいのですが、
波長うんぬんよりも、とにかく明るさです。コケは水質面で何とかしましょう。




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Author:いぼ仙人
水草・登山・自転車・ダイビングと楽しんでおります。
当ブログはリンクフリーです。コメント等で連絡いただければ、こちらからもリンクさせていただきます。

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