赤系水草と照明のお話

Category : DIY・他
長くなっておりますが、水草が赤くなる話の続きです。
前回記事はこちら
初回記事はこちら


ここまでの話を整理すると、
赤系水草の葉は、普通の緑系の水草よりも光に弱く(暗い環境でも大丈夫という訳ではありません)、
強い光があてられると、緑の水草よりも早くクロロフィルの分解が発生、
しかし、白化せずに赤い物質アントシアニンを作る
だから赤くなる、ということです。
(ここまでの話はこれが言いたかっただけです)

これを考えると、赤系水草は
緑系水草が白化するような環境でも生きれるように進化したのか、
明るいところが苦手だけど、どうせなら明るいところで生きておくか、
といったところでしょうか。


水草水槽で赤を発色させることが目的ですので、この辺りで難しい話はやめにします。
とにかくまずは明るくすればいいのです。
というよりも暗いと赤くなりにくくなるはずです。
水面付近に近づくと赤くなる、ということはよく起きますよね。これが証拠でしょう。

結論としては、明るけりゃ照明はなんだっていいと思います。
明るくすればいいのか!と、簡単にライトを増設できる経済力がある方はそれでいいと思います。
しかし庶民には…

では、いかに効率よく明るくするか。やっぱりメタハラバシバシ攻撃がいるのか、について考えます。
照明によって赤くする効率は違うと思われます。

P8240935_convert_20140825205833.jpg


恐らく赤くする能力が一番高いのは、「蛍光灯」です。
古くから水草水槽を引っ張ってきた長老ですね。

まず、影が出来にくい、ということが一つです。
この影が出来にくいというのは、蛍光灯が面的な光源であることで生まれる効果ですが、
おかげで下葉にもしっかり光が当たります。
水草全体を赤くしたいのであればかなり優秀です。

光に直進性がないため、それなりの本数の蛍光灯を水槽上部に設置しなくてはなりませんが、
今まで普通に赤い水草が育てられてきましたので、
60cm企画水槽に3本~4本程度の計算でなんら問題ないでしょう。お値段もかなり安くつきます。

さらに蛍光灯が出す波長がこれまたいい感じなんです。
特に紫外線がいいんです。
長くなるので波長の話はまた次の機会にします。


お次は「メタルハライドランプ」
通称メタハラのこやつは、なんてったって超強烈な光。
直視しようものなら、目が…目が…。直接見ないでくださいね。

光の量、波長はなんら問題ないどころか、蛍光灯を上回っていると言えます。紫外線も出てるし。
しかし点光源なので影が出来易い、という欠点があります。
下葉まで赤くするにはそれなりの工夫がいるでしょう。

ADAの水槽はメタハラでめちゃ赤いインディカじゃないか、と思われるかもしれません。
ADAは90cm水槽でもメタハラ1.5基といった感じに、基本的にメタハラの1基使用はありません。
180cmなどなれば、もういったい何台使ってるの?です。
なので、それぞれのメタハラから出た光がお互いに影を消し合う結果となり、
赤系水草の発色を実現してるのでは、と思います。
多灯するなら蛍光灯より優秀です(その分お値段・発熱もすごいっす。)。


最後に期待のエース「LED」です。
この子は…赤系水草にとってはなんらメリットは無さそうです…。
うちもLEDなのに…

点光源で影ができる&波長足らず
赤発色には最も不利なライトです。

多灯することで影は消えるでしょう。
波長は頑張っているものもありますが、蛍光灯やメタハラに遠く及びません。
全波長みたいなのはアッチャンプリケーなお値段ですし。
とにかく非効率的です。

でも!でも!アクアスカイは赤系水草育ってるよ??
そうなんですよね。ADAさん気づいたんでしょう。知ってたのかな?
多灯することで影を消して、そして、波長は……


ぶっちゃけ波長は二の次でいいんだよね!!(どーん!)
その分明るけりゃ問題なし!!


そうなんです。
赤の発色には波長がかなり絡んできます(だから蛍光灯が優秀)。
でも、その分明るけりゃそれほど問題ないんです。(緑の水草育成だってそうなんです。)


LED…電気代-明るさが前者他の二つを超えればもしかすると最高のライトかもしれません。


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追記

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前回の記事が分かりにくい文章になってしまっているので補足です。

葉に強い光が当たると、クロロフィルが壊れます。
そのままクロロフィルが壊れ続けると、白化となり枯れてしまいます。

それを防ぐべく、クロロフィルが壊れることでアントシアニンが出来ます。
このアントシアニン、光のエネルギーを吸収する能力が強いようです(=葉を守る)。

そして、アントシアニンが赤いのです。
つまり、赤系水草は緑系の水草よりも光に弱い分、アントシアニン合成能力が強いので、
葉が赤くなるということだと思われます。


これで少しは分かりやすくなったでしょうか。
文章はきちんと書かないとダメですね。


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日焼けはダメよ~ダメダメ

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前回記事の続きです。


光合成をするためには光がいるのですが(結構いりますよね。部屋の明りの何倍の電球いるんだ…)、
それもあまり強いとダメよ、というお話です。

光合成は葉のクロロフィルっていうところで行われます。
早い話、緑色のところです。

光に強い植物なら余裕で太陽パワーを受けるのですが、
弱い植物だと限界超えるとクロロフィルが壊れます。
クロロフィルが壊れると緑色がなくなるので、葉のその部分が白っぽくなったりするらしいです。
植物の世界では太陽浴びると美白なんです。
嘘です、美白を通り越してダメージになって、ひどいと枯れます。

基本的に成長しきった葉は強いので大丈夫なのですが、植物によってはダメなときがあります。
新芽の時です。

新芽が赤っぽく色づいてる木とかたまにありますよね。バラとか桜もかな?
こやつらは、小さいころあまり強い光はイヤ~ちゃん達です。
大人になればガンガン太陽カモンなんで、この辺り人間とは反対ですね。

で、太陽光線からのダメージを防ぐには、人も植物も日焼けなんです。
でも、植物の日焼けはちょっと違います。
植物の場合はクロロフィルが壊れて日焼けするんです。

P8240930_convert_20140825205809.jpg


あれ、さっきと言ってることが違いますね。
実は葉が赤くなる植物たちは、
強い光イヤ~…でも、肌は元々丈夫なのよちゃんなのです。

白化を防ぐ手段なのでしょう。
葉でクロロフィルが壊れて、アントシアニン(ぶるぶるぶるぶるブルーベリーのあれ)が出来ます。
恐らくどんな植物でもこの現象は起きるのでしょう。
それが強く起こると思うといいと思います。

そして、このアントシアニンが赤いんです(アントシアニンパワー!)。


という理由で、赤系水草を赤くするには光が大事、これがないと赤くならないんですね。



次回はじゃあどうするか、について触れます。


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光合成の話をしようか

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※リンクにLight‐Hearted Photographyを追加しました。
 それはそれは素敵なお写真がいーっぱい。なんだかもう、あーとりあえず見てみてください!



前回の記事の続きになります。
思いの他反響が多く、緊張気味です。


さてさて、水草が赤くならない理由はほぼ光量だと書きましたが、ここで注意点です。
まず、赤くはなっていなくても、あくまでもそれなりにその水草が育っている環境でのお話です。
水草ひょろひょろコケまみれでは、きっと今回の話は通用しません。

そして、当たり前ですが例外も多数あると思います。今回はあくまで一例です。
&私の個人意見も入っております。
&私は赤系水草はおろか、アヌビアス・ボルビ・ミクロソリウムすら上手く育てられていません。


ではまいりましょう。
水草が赤くなる理由は、ズバリ、「日焼け」なんです。
これは陸上の植物にも当てはまります。


でもその理由を書く前に、少し光合成のお話を。

植物は光合成をして生きているのは、習ったと思います。
光合成は、
水とCO2と光でデンプンを作ってしまえ!という
植物の持つ、そんなのありかよ、な超ビックリ能力です。(で、排気ガスが酸素)
水とCO2でどうやったらご飯ができるのか…

光合成はまだまだよく分かっておらず、人工的に完全光合成を成功するとノーベル賞だそうで。
ノーベル賞欲しい方、是非。


なので光が無いと植物はデンプンを作れず枯れます。
窒素やリン etc…は植物の成長に必須ですが、まずは生き物、エネルギーがいります。

私たち人間だって植物が作ってくれたデンプンで動いてますし、
ライオンだって、動物の肉経由でデンプンを摂取しています。
この世は、植物が作ったデンプン争奪戦なのです。

P8240926_convert_20140824232724.jpg


しかし、だからといって植物も光がとにかく多けりゃいい、という訳では無いようです。
と言うより、光が沢山ある場所は生存競争が激しく、なかなか進出できない、
暗い場所で生きて行こう……。という感じでしょうか。

暗い場所で生きることを選択したのが、コケやクリプトコリネ、アヌビアスなどなど
(現地行ったことないので分かりませんが)。

じゃあ、明るいところで生きていけるぜ!
となった水草がうほうほなのかというとそうでもないようです。

熱帯の超強烈ハイパー太陽光線は、そんな勝ち組だったはずの水草たちに試練を与えます。
クロロフィルの分解です。


つづく



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赤い水草が赤い理由

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全然赤系水草が赤くならないことと、
幾人かの方に照明を指摘されていたので久々に勉強しました。


今までは
インディカ 赤 ならない

赤系水草 赤く
とかで検索していました。

すると、光量上げる、CO2増やす、鉄分添加、軟水化
と、よく聞く方法がヒットします。
全て経験則なのでしょうか。
全部、それでなぜ赤くなるのか、といったことはあまり触れられません。
たまたま、その水槽ではCO2増やしたら上手くいった、ということも多いのだと思います。


そんなの自分の水槽に何したらいいかわからんやん。
全部やれっての???(およそ全部しましたよ?)

もちろん経験則も大事ですが、
それだけだと自分の水槽で何が足らない(もしくは多い)のかを、判断するのは正直難しいです。
それに対処のしようがないこともありますよね(多くは金銭的に)。
それがキーだったら悲しいじゃあないですか。

P8090744_convert_20140822230557.jpg


なので今回は視点を変えて、赤い葉が赤い理由を少し調べました。
そうするとおのずと赤くする環境が分ってくるかな、となったわけです。


でもね、さっき言っときながらね、
どうしようもない理由が見つかったらどうしよ…とかね思いましたね。
赤くならない~で嘆いていられるだけ幸せかもしれません。
そのような方はご注意ください。

ではいってみましょう~




結論!
光量が(ほぼ)全て!!!(どーん!)


次回理由について書きたいと思います。
(今回からの記事はインターネットにより情報を得ました。内容の真偽は定かではありません。)


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